愛と感動の詩 漂流


明日が見えないなんて 思いもしない事です
傷疲れた心に もはや生きる気力もなく
死にたいとも思わずに ただ空白の世界を
ユラリ、ユラリ まるで私、夢遊病者
あなたに 受けとめられるまで漂う


人の人生なんて 虚しいだけのものです
最悪の時にはなぜか 自分も信じられず
忘れ物した心を 捜そうともせずに
フラリ、フラリ まるで私、糸切れの凧
あなたに 拾われるまで漂う


誰でも例外なく 大人になる日が来る
過ぎ去ってみれば 皆、愛の中にある
試練が大きい程に 恵みも大きく
ガマン、ガマン まるで私、達磨のようね
七つ転んで 八つで起きる


悲しい時には枕を濡らします。苦しい時には胸を締めつけられます、そしてその後に来る
ものは何でしょう。何も感じない世界があります。自分という存在さえ否定される世界が
あります。普通はここまで行き着く間に途中下車を思いつくものですが、降り立つ駅が無
かったらどうでしょう、漂うしかないのです