荒神谷遺跡/二千年ハス

島根県斐川町にある荒神谷遺跡は358本の銅剣、6個の銅鐸、16本の銅矛の出土されて全国的に有名になりました。荒神谷遺跡は昭和58年(1983年)広域農道(出雲ロマン街道)建設にともなう調査で発見されました。銅剣が埋納されていたのは、小さな谷間の標高22mの急斜面で、昭和60年には、その時点からわずか7m離れて銅鐸(どうたく)と銅矛(どうほこ)が出土しました。遺跡は出雲国風土記に記載の出雲郡神名火山(かんなびやま)に比定されている仏経山の北東3kmに位置する斐川町神庭(かんば)西谷にあります。その荒神谷遺跡のとなりには荒神谷史跡公園があって、面積5000uの水田一面に古代はす=二千年蓮(ハス)が満開!毎年6月中旬頃から咲き始め,月間に西日本一の5千株、5万本が咲き誇ります。観賞したり、写真に写したりする場合、7月初旬になると蓮の背丈が伸びていますのでオススメです。蓮は天候や時間帯によってその表情を変えながら、薄紫色〜薄紅色まで楽しめ、早朝の時間帯は色温度の関係で青味が強く出ますが、日中は白味〜赤味に移行し、やがては元に戻ります。ハスの地下茎はレンコンで食用にされますが、近年はレンコン栽培のための池は少なくなり、自生状態となっている所もあるようです。ちなみにハスの種子は蜂の巣状の穴の中にできて、生食できます。 また、平成17年10月6日、荒神谷遺跡の隣接地に荒神谷博物館がオープン!館内には国宝を展示できる機能や荒神谷の謎を面白く学べる工夫、出雲の原郷を満喫できる最新機器を駆使した展示などがあります。荒神谷博物館〒699-0503島根県簸川郡斐川町大字神庭873番地8 TEL 0853-72-9044/FAX 0853-72-7695開館時間  午前9時〜午後5時まで(入館は4時30分まで)休館日展示室は毎週火曜日(祝日の場合はその翌日)

二千年蓮(ハス)=古代はすの説明


荒神谷遺跡は358本の銅剣、6個の銅鐸、16本の銅矛の出土で有名ですが
西日本一の二千年はすは別名(大賀ハス・古代ハス)としても知られています。写真クリック!
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