猪目洞窟

平田市猪目町(いのめ)猪目洞窟=「出雲国風土記」に登場するこの世とあの世をつなぐ黄泉比良坂(よもつひらさか)=黄泉の穴はこの洞窟にもつながっているといわれています。夢でこの猪目洞窟を見た者は必ず死ぬとまで言われた所で、奥行は50m位で塞がっていますが、昔は鷺浦の海にある巨大洞窟に通じていたともいわれます。この説で一番有名なのは東出雲町の揖屋神社に伝わる黄泉比良坂の話で、古事記や出雲風土記ではおなじみです。猪目洞窟は海食洞窟で、海が荒れた日には波が洞窟付近にまで達することから、昔は海水によって隠れたり現れたりの神出鬼没状態にあったのかも知れません。縄文から古墳時代にかけての埋葬や生活を物語る数々の遺物が発見されています


猪目洞窟
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