於国塔

出雲阿国:いずものおくに(1570〜1600年代)室町時代末期〜安土桃山時代にかけて活躍した踊り子で、歌舞伎の創始者とされる。伝説によれば、出雲大社の鍛冶職をしていた中村三右衛門の娘で、出雲大社の巫女と云われ、文禄年間に出雲大社本殿の修理費勧進のために諸国巡業の旅に出た折りに、京都で念仏踊りや、ややこ踊りを上演して評判となり、一世を風靡をしたとされています。出雲大社から稲佐の浜までの(徒歩5分)沿道には出雲阿国(いずものおくに)ゆかりの連歌庵(れんがあん)、安養寺(あんようじ)、於国塔(おくにとう)、出雲阿国の墓(いずもおくにのはか)、出雲阿国終焉地之碑(いずものおくにしゅうえんのちのひ)があり、観光名所になっている。
昭和11年に歌舞伎界の名門、中村、市川両家らの寄付によって奉納山公園に於国塔が建てられました。現在の塔は昭和43年に再建。




於国塔







於国塔





於国塔をめぐる観光客





於国塔から見る町並み。稲佐の浜と三瓶山が見えます。この辺が国譲り伝説で有名な場所





於国塔から見る稲佐の浜
神々たちが国譲りの話し合いを行なった場所と記されている。
旧暦の10月10日(新暦の11月14日頃)、夜7時から神々を迎える行事が行なわれる。






於国塔から出雲ドームが見える






出雲阿国終焉地之碑


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